So-net無料ブログ作成
検索選択

アルザスのワインは白が9割 [アルザス]

フランスの東端に位置するアルザス(Alsace)地方は、ドイツスイスに接しています。現在はフランスの領土ですが、歴史を見るとドイツ領になったりフランス領になったりしています。西はヴォージュ山脈(Vosges)、東はライン河です。ライン河を渡るとドイツ領になります。

アルザス地方には三つのAOC(原産地統制呼称)があります。

 アルザス(Alsace)
 アルザス・グラン・クリュ(Alsace Grand Cru)
 クレマン・ダルザス(Crémant d'Alsace)

アルザスは1962年に成立したAOCで、赤、白、ロゼを造っています。アルザス・グラン・クリュは1975年に成立したAOCで、造るのは白のみです。クレマン・ダルザスは1976年に成立したスパークリングワインのAOCです。

アルザス地方全体では、白ワインの生産量がほぼ9割を占めています。赤は約1割、スパークリング・ワインはごくわずかです。
 フランス.png


nice!(50)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

オー・メドックの第5級 [フランス]

6月下旬に成田-パリ間で利用したエールフランス航空でサービスされていた赤ワインはボルドーとローヌとの2つの銘柄でした。ボルドーの赤ワインは「オー・メドック シャトー・カントメルル2008 第5級グラン・クリュ・クラス」(Haut-Médoc Château Cantemerle 2008 5ème Grand Cru Classé)です。

ボルドー地方のAOCの一つであるオー・メドックにあるシャトー・カントメルルが造ったワインです。使われている主なぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローです。

シャトー・カントメルルの所有権は何度か変わっています。最近ではSMABTP(Les Mutuelles d'Assurance du Bâtiment et des Travaux Public)が1980年に買収し、設備を改修、ワインの品質が安定したと言われます。SMABTPはフランスの保険会社です。

エールフランス航空が配布しているワインリストに記述されている説明によると、シャトー・カントメルルは1855年にボルドーで行われた最初の格付けでは選に漏れたが、その後、第5級に加えられたとあります。おそらくは活発なロビー活動があったと想像します。
 
カントメルル.jpg 

nice!(22)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

クローズ・エルミタージュのシラー [フランス]

成田-パリ間で利用したエールフランス航空で、サービスされた赤ワインはローヌとボルドーの2つの銘柄でした。ローヌの赤ワインは「クローズ・エルミタージュ レ・メゾニエ2011 M.シャプティエ」(Crozes-Hermitage Les Meysonniers 2010 M.Chapoutier)です。

M.シャプティエ社が北部ローヌのAOCであるクローズ・エルミタージュのシラーで造った赤ワインです。このワインのラベルには点字も打たれています。

M.シャプティエ社はローヌの北部と南部に、合わせて350ヘクタールの畑を持ち、1999年から有機農法によるぶどう栽培に取り組んでいます。
Les Meysonniers.jpg

nice!(19)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

マコン・ヴィラージュのシャルドネ [フランス]

6月下旬に成田-パリ間で利用したエールフランス航空。サービスされた白ワインは「マコン・ヴィラージュ2011メゾン・ルイ・ジャド」(Macon Villages 2011 Maison Louis Jadot)という銘柄でした。

「マコン」という名のつくAOC(原産地統制呼称)が4つ存在します。マコン(Macon)、マコン・シュペリュール(Macon Superieur)、マコン+村の名前(例えば、Macon-Prisse) 、マコン・ヴィラージュ(Macon Villages)です。マコン・ヴィラージュはシャルドネによる白ワインのAOCです。(http://wine001.blog.so-net.ne.jp/2013-01-18

エールフランス航空がサービスしていたのは、ルイ・ジャッド(Louis Jadot)社が手掛けたマコン・ヴィラージュの2011年ものです。ルイ・ジャッド社はブルゴーニュで活躍するネゴシアンの最大手です。

「マコン・ヴィラージュ2011メゾン・ルイ・ジャド」のお値段を調べてみたら、米国では16ドルほどでした。
Macon Villages.jpg 

nice!(17)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

シベリア上空でドゥーツのシャンペン [フランス]

6月下旬、成田とパリとの行き来でエールフランス航空を利用しました。機内では4種類のワインがサービスされていました。

離陸して約2時間後、シベリア上空を飛行中に、ワインやジュースなどのサービスが始まりました。まず、シャンペンをいただきました。シャンペンは「ドゥーツ・ブリュット・クラシック」(Deutz Brut Classic )という銘柄のものです。ドゥーツ社はシャンパーニュ地方のほぼ中央に位置するAy村でシャンパンを造っています。

アメリカの歌手、マドンナはドゥーツ社のプレステージ・キュベ(吟味したぶどうの一番搾りで造るシャンペン)を愛飲しているそうですが、私が味わった「ドゥーツ・ブリュット・クラシック」は、ドゥーツ社で最も売れているシャンペンです。Brutはやや辛口であることを意味しています。
 
エッフェル塔無題.jpg

nice!(16)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コップで味わったフランスのワイン [フランス]

6月下旬、成田とパリとの行き来でエールフランス航空を利用しました。機内でサービスされたワインは4種類でした。シャンペン、ブルゴーニュの白、ローヌの赤、ボルドーの赤です。行きはA380、帰りはB777でしたが、サービスされたワインは同じでした。

グラスはステム(脚)のないコップでした。ちなみに、3年前に利用したアリタリア航空はブルゴーニュ・タイプの大きなワイングラス、昨年利用したルフトハンザ航空は食洗器で洗えるような無骨なグラスでしたが、ステム付きでした。

しかし、さすがにエールフランスです。シャンペンも赤も白も、コップで味わってもおいしかった。シートも水平にして寝たときに、変に背中に凹凸感を感じることのない、快適な形状と機能でした。

nice!(18)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

南部ローヌに近いレ・ボー・ド・プロヴァンス [プロヴァンス]

レ・ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux de Provence)は1995年に成立したAOC(原産地統制呼称)です。このAOCには7つの村が含まれています。レ・ボー・ド・プロヴァンスはこの中の一つの村の名前です。

アルルとアヴィニョンを結ぶ国道N570は、どのような事情か分かりませんが、2006年にD570Nという県道に格下げになりました。レ・ボー・ド・プロヴァンスのぶどう畑はアルルとアヴィニョンの中間辺りにあり、県道D570Nの東に広がっています。

レ・ボー・ド・プロヴァンスはプロヴァンス地方に属するAOCですが、北にわずか30キロの位置には南ローヌを代表するAOC、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。

レ・ボー・ド・プロヴァンスは赤、白、ロゼを造っています。ロゼの生産量は全体の4分の1程度です。主力は赤です。ぶどうの主力品種は南部ローヌと同じで、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソーです。

ここではオルガニック農法とかバイオダイナミックスと呼ばれるぶどうの有機農法が盛んです。10年以上も前から、有機栽培をAOCのルールに組み込むことをINAO(Institut national de l'origine et de la qualité)に働きかけています。INAOはフランスの原産地呼称制度を管理する組織です。

アルミニウムの鉱石をボーキサイト(Bauxite)と呼びますが、これはボーキサイトが1821年にレ・ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux de Provence)で発見されたことに由来しています。ボーキサイトはすでに掘り尽くされ、現在のレ・ボー・ド・プロヴァンスはワイン観光の町になっています。

nice!(15)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ロゼが主力のコトー・デクサン・プロヴァンス [プロヴァンス]

コトー・デクサン・プロヴァンス(Coteaux d'Aix-en-Provence)は1985年に成立したAOC(原産地統制呼称)です。歴史のあるある町、アクサン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)の名前をAOC名に取り込んでいます。

コトー・デクサン・プロヴァンスのぶどう畑の面積は約4000ヘクタールで、プロヴァンス地方ではコート・ド・プロヴァンス(Cotes de Provence)の2万ヘクタールに次ぐ広さです。主力はロゼですが、赤と白も造っています。

ロゼと赤に使われているぶどうは、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソーなどで、プロヴァンス地方では一般的な品種です。

協同組合が大きな役割を担っています。協同組合で造られるワインは、一般に手ごろな価格で、主に地元で消費されています。

nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

狭い畑で多品種を栽培するAOCパレット [プロヴァンス]

マルセイユの北、約20キロにあるエクサン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)は画家セザンヌの出身地です。その中心部から東に少し行ったところにパレットPalette)という小さな街があります。AOCパレットはこの小さな町の名前を取ったAOCです。

パレットは赤、白、ロゼを造っています。赤とロゼは主にグルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソーなどのぶどうを使っています。AOCの規則としては15種類ものぶどうを使うことができることになっています。AOCシャトーヌフ・デュ・パプの18種類には及びませんが、15種類は少ない品種数ではありません。

白はクラレット(Clairette)という品種を55%以上使う決まりですが、AOCのルール上は16種類のぶどうを使うことが許されています。

AOCパレットは1990年代に発展し、ぶどう畑の面積を、それまでの20数ヘクタールから40ヘクタール超に広げました。それでも、小さなAOCに変わりはありません。

パレットを代表するワイン生産者はシャトーシモーヌ(Chateau Simone)です。パレットのぶどう畑の半分はシャトー・シモーヌが所有しています。

nice!(12)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ムールヴェードルを使うバンドールの赤 [プロヴァンス]

ロゼワインの生産が多いプロヴァンス地方のAOCの中で、赤ワインをメインにするAOCがあります。マルセイユとトゥーロンの中間に位置するバンドール(Bandol)です。

バンドールで生産されるワインの中でロゼの割合は3分の1ほどです。白も生産していますが、ごくわずかです。赤がほぼ7割を占めています。

バンドールの赤ワインはムールヴェードル(Mourvedre)を主体にしているのが特徴です。ムールヴェードルは小粒で果皮が厚く、アルコール度数が高くタンニンも豊富で香りの強いワインになります。バンドールのAOC規則では赤とロゼはムールヴェードルを少なくとも50%以上含んでいなければなりません。補助品種として使われているのは、グルナッシュやサンソー、シラー、カリニャンです。

nice!(18)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。