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ロゼが7割超を占めるプロヴァンス地方 [プロヴァンス]

プロヴァンス(Provence)地方には8つのAOCがあります。

①ベレ(Bellet)
②コート・ド・プロヴァンス(Côtes de Provence)
③コトー・ヴァロワ(Coteaux Varois)
④バンドール(Bandol)
⑤カシ(Cassis)
⑥パレット(Palette)
⑦コトー・デクサン・プロヴァンス(Coteaux d'Aix-en-Provence)
⑧レ・ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux de Provence)

それぞれ、赤、白、ロゼを造っていますが、プロヴァンス全体ではロゼが生産量の7割以上を占めています。赤は2割、残りが白です。プロヴァンスのロゼはフランスで生産されるロゼの半分を占めています。

8つのAOCはそれぞれ、1936年から1995年の間に成立しました。ぶどうの栽培面積も違います。ベレ、バンドール、カシ、パレットの4つのAOCはぶどうの栽培面積が小さく、これら4つのAOCのワインはプロヴァンス・ワインの中で高く評価される傾向があります。

プロヴァンス地方のロゼと赤に使われているぶどう品種は、グルナッシュ(Grenache)、ムールヴェードル(Mourvèdre)、サンソー(Cinsault)、シラー(Syrah)などです。

プロヴァンス地方の東側はコート・ダジュール(Côte d'Azur)という名で知られる観光地です。私はこの6月にニースを訪問し、現地でロゼを味わう予定です。
 
プロヴァンス2.png

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1988年にAOCに格上げされたリュベロン [ローヌ]

リュベロン(Luberon)は南部ローヌの最南端に位置します。1988年にVDQS(Vin Delimite de Qualite Superieure、原産地名称上質指定ワイン)からAOCに格上げされました。そのときのAOC名はコート・デュ・リュベロン(Cotes du Luberon)でした。2009年にAOC名から「コート・デュ」を取り去り、「リュベロン」に改めました。

リュベロンは赤のほか白とロゼも造っています。赤ワインに使われているぶどう品種は、シラー(Syrah)とグルナッシュ(Grenache)を中心にムールベードル(Mourvedre)やサンソー(Cinsault)、カリニャン(Carignan)などを加えています。

リュベロンのAOCルールは、複数品種をブレンドしなければなりません。単一品種、例えばシラーだけで造ったワインはAOCワインとしては認められず、格下のヴァン・ド・ペイ(Vins de Pays)として扱われます。

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AOC名から「コート・デュ」を取り去ったヴァントゥ [ローヌ]

南部ローヌのAOC、ヴァントゥ(Ventoux)は赤のほか白とロゼも造るAOCです。AOCを取得したのは1973年です。以前はAOCよりも格下のVDQS(Vin Delimite de Qualite Superieure、原産地名称上質指定ワイン)に位置づけられていました。

ヴァントゥは以前はコート・デュ・ヴァントゥ(Cotes du Ventoux)というAOC名でした。AOC名にコート(Cote)やコトー(Coteau)のつくものが少なくありません。

コートやコトーは丘を意味します。丘の東側や南側の斜面は、ぶどうの栽培に好ましい環境を提供します。しかし、ヴァントゥのぶどう畑はモン・ヴァントゥ(Mont Ventoux)という標高1912メートルの山の西側に広がっています。2009年にAOC名から「コート・デュ」を取り去り、シンプルに「ヴァントゥ」に改めました。

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フィロキセラが最初に発見されたリラック [ローヌ]

リラック(Lirac)はロゼで知られるタヴェルの北隣に位置するAOCです。赤のほかに白とロゼも造っています。昔からワインを造っているのですが、独自のポジションを築いているとは言いがたいようです。赤と白はシャトーヌフ・デュ・パプのワインとの比較で評価され、ロゼはタヴェルのロゼと比較されて論じられます。

リラックはヨーロッパで最初にフィロキセラという害虫が発見された場所として有名です。フィロキセラはぶどうの樹の根につく害虫で、1800年代にヨーロッパ中のぶどう畑に壊滅的な被害を与えました。

フィロキセラがリラックで発見されたのは1863年のことでした。リラックのぶどう栽培家がカリフォルニアからぶどうの樹を持ち込んだときに、フィロキセラがついていたのです。アメリカ大陸系のぶどうの樹はフィロキセラに対して耐性を持っていますが、ヨーロッパ系のぶどうの樹は耐性がなく、壊滅的な被害になりました。

現在、ヨーロッパで栽培されているぶどうの樹は、フィロキセラによる被害を避けるために、アメリカ系のぶどうの根に接木されています。

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ルイ14世も愛飲したタヴェル・ロゼ [ローヌ]

南部ローヌのAOCの一つであるタヴェル(Tavel)には、赤ワインや白ワインはありません。造るのはロゼのみです。タヴェルのロゼはその昔、ルイ14世が好んだと伝えられています。

「太陽王」と呼ばれたルイ14世(在位1643年~1715年)は、強大な権力を振るい重商主義の政策を進めましたが、その権威を高める狙いでヴェルサイユ宮殿を建造したことで広く知られています。

18世紀のワインと現在のワインは、同じ地域で造られていても全く別物といえるくらい違うはずです。それでも、ルイ14世が好んだという話があると、タヴェルのロゼが特別なものに思えてしまいます。

タヴェルのロゼに使われているぶどうの品種はグルナッシュ(Grenache)とサンソー(Cinsault)が中心です。シラー(Syrah)とムールヴェードル(Mourvedre)も使うことができます。

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